ローマ遺跡で有名な近くの街タラゴナ。悪魔の橋や、サークル競技場跡など多数が残っている。久しぶりに訪ねたので、ローマ野外円形闘技場に行ってみた。スペクタクル映画のようにクラディエーターが猛獣と闘っていたそう。2世紀初頭に完成。もちろん罪人の処刑にも使われていた。それは歴史的に見ても興行的な意味合いがあったから。ローマ皇帝ヘリオガバルス(マルクス・アウレリウス・アントニヌス)の時代(221年)にリフォームされたとのこと。その後は、6世紀の西ゴートの教会の名残や、またその上に建てられた12世紀のローマン・ゴティック教会の跡も真ん中に残っている。アリーナの大きさは最大109.5mから最小86.8mで、座席数は1万4000人。現在は劇場部分しか残ってないとはいえ、中々の眺め。「奇跡の浜辺」のすぐ側にあり海がよく映える。天気が良い日の海の青とのコントラストが美しい。
|
市の中心部に行くと、モデルニスモ(モダニズム)建築が多く見られる。この尖った屋根の建物は「商業会議所」。今年1月のとある朝、丸天井部分が老朽化しているとのことで約50人が非難させられた。ちょっとしたパニック状態に陥り、この近辺は交通も混雑した模様。とりあえず消防士数人が壊れていた屋根のパーツを分解し綱や針金で固定した。問題だったのは巨大な避雷針を支えていた木造部分で、まさに800kgもの鉄を支えていた場所。その形から別名「尖塔の家」と呼ばれていたわけだけれど。怖い話、数日前に屋根の1枚が滑落したことで気付いたらしく、スペシャリストが徹底調査。結果はかなり危険とのことだった。いや、マジでそんなものが降ってきて当たったらひとたまりもない。そして普段なら降らないはずの大雪の直前に修理が完了したようだ。避雷針は念のために撤去された。
|
|
でもなあ、雷対策は大丈夫なの? それがちょっと心配。多分何かの対策はたてているとは思うけれどね。
|
 |